現地の学校と日本企業の双方にメリット
株式会社WORK IN TOKYOは、2019年6月4日、日本国内企業への海外IT人材インターン事業を開始すると発表した。
同社は、海外IT人材プラットフォームの企画・運営を手がける企業。同事業について同社は、現地の学校と日本企業の双方にメリットがあるものになると、自負している。
選抜された成績優秀な学生を日本企業に紹介
近年、海外からのIT人材について正社員採用を検討する日本企業が増え始めた。この増加は、国内におけるIT人材の不足を反映したもの。経済産業省の調べによると、2018年の時点で既に22万人のIT人材が不足しているという。そのため、日本人技術者の採用経験しかない企業であっても、海外人材採用に取り組み始めた。
しかし、英語でのやり取りに慣れていない企業にとっては、海外人材採用はやはり大きなハードルとなる。この課題を解決する手段として、WORK IN TOKYOは海外IT人材インターン事業の開始に至った。同事業のために同社は、スカラシップ制度を持つ海外の大学などと提携。選抜された成績優秀な学生を、日本企業に紹介するとしている。
海外IT人材の有用性を知らしめる
近年、海外人材の採用にあたってインターンの短期間受け入れを希望する企業は、増加傾向にある。インターンは、社内の体制づくりや、海外人材と働くことへの慣れといった点で、メリットを持つ。日本貿易振興機構が開催した国際化促進インターンシップ事業の説明会にも、多数の企業が参加したという。
WORK IN TOKYOは同事業において、日本企業には海外IT人材の有用性を知らしめ、現地の学校には「日本にインターン生を送り出した」という実績づくりで貢献するとしている。
(画像はWORK IN TOKYOの公式ホームページより)
株式会社WORK IN TOKYO
https://www.workintokyo.net/WORK IN TOKYO、 海外IT人材の日本国内企業へのインターン事業を開始 - @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/185338