サステイナブルな内装家具ブランド「LOOPLINE」
大成株式会社と株式会社デザインオフィスラインは6月10日、サステイナブルな内装家具をコンセプトとしたブランド「LOOPLINE」を立ち上げると発表した。
なお、同プロジェクトの第一弾として、同日からバッテリー搭載型のデスク「LOOPLINE T1(ループライン ティーワン)」の販売を開始する。
同製品は、デザインオフィス ラインが提供する紙製のオフィスデスク(紙庵)に室内用ソーラーパネルを搭載したもの。室内のLED照明や蛍光灯の光でも発電ができるほか、デスク内部に搭載したバッテリーにより、様々な環境下でもデスクから電力の供給が可能となる。
このため、災害時等の電気が使えない環境下でも、デスク自体からの電力供給のほか、内部にあるバッテリーを取り外して持ち運ぶことにより、さまざまなシーンでの活用が可能になるという。
なお、「LOOPLINE T1」は、サステイナブルをキーワードとしたブランド「LOOPLINE」が提供するオフィス用デスクで、デスク天板に、リコー社製色素増感太陽電池を48枚搭載することにより、室内照明による僅かな光量でも充電が可能となっている。
循環型のハイブリッドなオフィス家具
デスク引き出し内部には、持ち運び可能なバッテリーを搭載し、側面にはAC電源プラグ(計8口)とUSBポート(Type A、Type C)を備え、通常時はパソコンやスマートフォン電力を供給する。
デスク自体の芯材も環境に配慮した紙製となっていて、電力のマネジメントや室内ソーラーによるエネルギー変換までを考慮した循環型のハイブリッドなオフィス家具となっている(国内/国際特許出願中)。
また、顧客希望に合わせて、サイズ・カラーなどもカスタマイズ可能という。
(画像はプレスリリースより)
大成株式会社 プレスリリース
https://www.taisei-bm.co.jp/ir/pdf/release20190610.pdf