副業・起業の分析と事例紹介
バタフライボード株式会社は5月8日、経済産業省・中小企業庁の『中小企業白書・小規模企業白書』の2019年版において、同社が副業から起業を達成した事例として紹介されたと発表している。
副業から本業への移行を果たした企業
『中小企業白書・小規模企業白書』は、中小企業・小規模企業の動向や分析とともに、社会変化に合わせた起業の取り組みなど豊富に事例を取り上げている。
そのうち小規模企業白書の「フリーランス・副業による起業」で、同社が「副業として始めた製品開発で着実に成功を重ね、本業への移行を果たした企業」と紹介されている。
低コスト、低リスクの事例として
同白書によると、副業として起業した人328名のうち、本業へ移行している人は約7割。
副業として事業を行う理由は、収入の補填や能力を活かすことに加え、失敗してもリスクが限定的であること、適性を確かめられるなどの回答が見受けられたことから、副業から低コスト、低リスクで起業ができる成功事例として評価された。
内容はホワイトボードと極細マーカーを開発したきっかけ、終業後の時間や週末を活用して地道に製品改良を重ねた努力や資金調達方法、副業でICT技術を活用して起業したことなどが説明されている。
現在では事業を本格化し、モノづくりの開発とともに製造業の成長できる環境づくりを目指している。
(画像はプレスリリースより)
バタフライボード株式会社のプレスリリース
https://www.butterflyboard.jp/information/20190508/