デジタルコックピットプラットフォームの展示
ビステオンは、「上海モーターショー2019」(4月16~25日、中国・上海で開催)にて、「SmartCore(TM)ドメインコントローラー」自律走行プラットフォーム「DriveCore Studio」を出展した。
また、フルデジタルクラスタ、最先端ディスプレイ、拡張性のある自動運転・自律走行プラットフォームを含めたデジタルコックピットプラットフォームのデモンストレーションを行った。
自動運転レベル3の実現に向けて
近年、自動車のデジタル化が急速であり、自動車の運転席(コックピット)はスマートかつ学習機能があるデジタルスペースへと進化した。
「SmartCore(TM)ドメインコントローラー」は、業界初の技術となる。インストルメント・クラスタ、車載インフォテインメントなどなど電子制御ユニットを統合し、車両重量、消費電力が削減される。
ドメインコントローラーから機械学習に至るコックピットエレクトロニクス技術を活用することにより、ドライバー個人のデバイス、自動車、クラウド間におけるシームレスな相互接続が実現される。運転の安全性は改善し、ユーザーエクスペリエンスは向上する。
ビステオン社長兼最高経営責任者のサチン・ラワンデ(Sachin Lawande)氏は、自動運転の発展に伴い、コックピットのヒューマンマシンインタフェースにおける新たなアプローチにより、ユーザーエクスペリエンスを向上させつつ、ドライバーと自動車の間にて安全でシームレスな制御を確立することが求められると述べる。
中国市場にて最先端技術プロバイダーとして確固たる成長を遂げ、柔軟性・拡張性のあり、「自動運転レベル3」を実現するデジタルコックピットソリューションの提供を目指すという。
(画像はプレスリリースより)
Visteon プレスリリース
https://www.visteon.com/