豊富な観光資源を活かせる枠組みを構築
ヤマトホールディングス株式会社と株式会社ANA総合研究所は、鹿児島県産品の販路拡大と観光促進を狙った連携協定を締結したことを発表した。
日本一の生産量を誇るさつまいもや養殖ブリなど、日本有数の観光・集客資源に恵まれている鹿児島県は、温暖な気候や豊かな自然を生かしたアピールを行うため、県とアグリ&フード金融協議会が国内での活動はもちろん、香港やシンガポールなど海外への輸出にも取り組んでいる。
また桜島や霧島等の活火山、日本で初めて世界自然遺産登録された屋久島、指宿の天然砂蒸し温泉といった豊富な自然資源も、国内外からの観光客誘致に一役買っている。
「旬」の食材をそのまま届ける
ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸とANAグループはスピーディーかつ高品質な輸送ネットワークを構築することで「産直・お取り寄せモデル」の具現化を図り、日本全国の「旬」の食材を高品質のまま顧客の元へ届けることを目指し、鹿児島県、鹿児島アグリ&フード金融協議会を含めた4者間の連携協定を締結して、それぞれの強みを有効活用していく方針だ。
鹿児島県としては、ヤマト運輸とANAグループによる小口輸送を中心とした物流ネットワークの活用促進を行うことで、国内外からの観光客の誘致と満足度向上に取り組みたい考えだ。
(画像は鹿児島県HPより)
ANA プレスリリース
https://www.ana.co.jp/group/pr/201701/20170125.html鹿児島県
https://www.pref.kagoshima.jp/