日本人をターゲットにしたコンドミニアム
信和不動産株式会社が、タイにコンドミニアムを開発すると発表した。場所はバンコクでも日本人居住者の多いトンローで、タイの不動産開発会社WORALUK PROPERTY PUBLIC COMPANY LTD.(ウォララック・プロパティー)との間に設立した合弁会社W-SHINWA.CO.,LTD.によって行われる。
施工レベルアップで他プロジェクトとの差別化を実現
同コンドミニアムは約1,600平方メートルの敷地内に8階建てで建設される。建築デザインは株式会社IAO竹田設計が担当、一部の建材や内装材は日本からの輸入で調達する。建設は信和グループ傘下の信和建設の監修となり、施工レベルの底上げを図る。
同マンションは2017年春には着工、2018年の完成を見込む。販売は2017年3月に開始される予定。1ベッドルームないし2ベッドルームの全156戸で、共用スペースにはジム、浴場、プール、サウナだけでなくゴルフ練習スペースなどが配備される。1件あたりの取り引き価格は約490万バーツからとなる見込みだ。
昨月12月には阪急不動産株式会社からも合弁会社設立の発表があり、日系企業によるタイの分譲マンション事業への進出はにわかに脚光を浴びているようだ。
(画像はプレスリリースより)
信和不動産、タイでマンション開発
https://www.atpress.ne.jp/news/119012タイにおける分譲マンション事業に進出 タイ不動産開発企業、セナ・デベロップメントと合弁会社を設立
https://www.atpress.ne.jp/news/119123