スキー場に隣接するごみ焼却施設
荏原製作所と荏原環境プラントは1月11日、長野県の佐久市・北佐久郡環境施設組合から、「佐久市・北佐久郡環境施設組合クリーンセンター(ごみ焼却施設)建設・運営事業」を受注したと発表した。
事業所在地は、佐久市上平尾字上舟ヶ沢及び棚畑地籍内。佐久地域10市町村の可燃ごみを処理するとともに、その際に発生する熱エネルギーを有効活用するための発電設備を備えたごみ焼却施設を整備する。
事業者の選定は総合評価一般競争入札方式で行われ、「エバラHPCC21型ストーカ」を用いた安定処理と高い発電効率の実現や、全国的にも珍しいスキー場に隣接する立地条件に配慮した意匠計画などが評価されて決定した。
「エバラHPCC21型ストーカ」2炉を設置
施設規模は、1日55トン処理の高効率ごみ発電施設「エバラHPCC21型ストーカ」を2炉建設し、1日に110トンの処理能力を有する。余熱利用では、1,980キロワットの蒸気タービン発電施設を整備する。
契約金額は83億5,200万円、運営事業費は62億8,900万円。完成は2019年9月30日の予定で、運営期間 は2019年10月1日~2039年3月31日の19年6か月間。
(画像は、荏原製作所のホームページより)
株式会社荏原製作所、荏原環境プラント株式会社のプレスリリース
http://www.ebara.co.jp/news/2017/20170111.html