国後島と初日の出の競演
全国各地で初日の出イベントが行われたが、北海道別海町にある野付半島でも初日の出鑑賞会が催された。国後島と初日の出の競演が見られるのは、野付半島だけだ。
大自然の町「別海町」
北海道の中の北海道といわれる別海町。そこには雪原を駆けるエゾシカや悠然と大空を飛び回るフクロウやオオワシ、降ってくるような星空など、イメージ通りの大自然が広がっている。
そんな別海町にある「野付半島」は、北海道と国後島の間を通る根室海峡につきだした日本最大の砂の半島で、大きく弧を描いて内海を作っている。国後島まで海を挟んで16kmと、手を伸ばせば届きそうなくらい近い。
初夏から夏にかけては、クロユリやハマナスの自生、真冬には流氷も見られる、自然豊かな場所だ。
2016年12月30日~2017年1月5日まで年末年始の休館に入る野付半島ネイチャーセンターが、特別開館して1月1日は、初日の出イベントを開催されていた。開催時には「地元海産物・乳製品、家電などが当たるビンゴ大会や、野付半島の自然を紹介するスライドを上映。
「生乳生産日本一」の別海町自慢のホットミルクが無料配布されており、早朝から日の出を待って冷え切った体を温めることが可能。ほかにも年越しちゃったそば・うどんなど温かい食べ物の販売も行われていたようだ。
ビンゴ大会は、ビンゴカード引換券が必要だ。引換券は、1,000円分のクーポン券購入につき1枚プレゼントされ、当日ビンゴカードと交換し参加することが出来た。
このクーポン券は、前売り券が昨年12月20日~25日の間に販売されており、数に限りがあるものの当日券も6:00から販売。クーポン券は、野付半島ネイチャーセンターと近隣の「道の駅おだいとう」で2017年1月1日~3月31日の間利用可能。
大自然の中で見る初日の出は忘れられない思い出になるに違いない。なお、野付半島の日の出時刻は6:51の見込みだ。
(画像は「野付半島ネイチャーセンター」ホームページより)
野付半島ネイチャーセンター
http://notsuke.jp/