エネルギーマネジメントシステムの運用が単位に
「ISO14001」を取得した国立大学法人千葉大学は、12月28日に「千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」の認定証授与式を執り行い、新たに30名の実務士が誕生したことを発表している。
学内のエネルギーマネジメントシステムの運用を「学生の実務教育の機会」と捉える千葉大は、職員の指導・サポートを得ながら行う活動を授業の単位として認定している。
1年次~3年次に掛けての取り組み
学生は1年次にEMSの理解や仕事の進め方、内部監査などのノウハウの習得に励み、「EMS実習1」という科目を全般的に学習する。
2年次にはEMS実習1修得者が班長となって数人~10人程度の班員を牽引し、「EMS実習2」としてEMSの根幹に関わる「基礎研修講師」「内部監査員」「外部審査の議事録作成」といった実務を担当する。
そして3年次には、2年間で培った知識や経験を活かし、「EMS実習3」として5日間のインターン科目によって成果を上げるカリキュラムとなっている。
3年次までに学生委員として大学のEMSに貢献した学生には「千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」という学内資格が学長から与えられることになっており、この資格を取得した千葉大生は累計で387名に上っている。
(画像はプレスリリースより)
千葉大学 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000015177.html千葉大学
http://www.chiba-u.ac.jp/