ンマハラシー(琉球競馬)とは
琉球王朝の時代から戦前までの約300年間、沖縄で行われていたンマハラシー(琉球競馬)。通常の競馬とは異なり、200メートルの直線距離で、速さだけでなく、足並みの美しさを競う世界的にも珍しい競技だ。
豊作を祈願するアブシバレーのときに、地域の行事として開催されることの多かったンマハラシーだが、戦争前になると、馬は軍馬として大きく、強く改良されるなどし、人間と馬との関係が変わってしまったため、1943年の開催を最後に途絶えてしまった。
ンマハラシー(琉球競馬)開催概要
「ンマハラシー(琉球競馬)」は、2017年1月29日(日)13時30分から、沖縄こどもの国において開催される。
沖縄こどもの国では、2016年3月までに計11回のンマハラシーを行ってきた。琉球王朝の時代に生まれたンマハラシーを次世代に残していくため、子どもたちを対象に「ンマスクール」をスタートさせている。
沖縄こどもの国で飼育されている在来馬
沖縄の在来馬は、小さくて優しい性格が特徴。戦前は、荷物を運ぶなどして、人間の手伝いをしながら、仲良く暮らしていたそうだ。
沖縄こどもの国では、与那国馬を2頭、済州馬を3頭飼育している。
(画像は沖縄こどもの国ホームページより)
沖縄こどもの国
http://www.kodomo.city.okinawa.okinawa.jp/index.shtml