2017年5月に4社で業務提携
飛島建設株式会社は、株式会社E&CS、株式会社フルタイムシステム、および生活協同組合パルシステム東京との業務提携を2017年5月に行い、非常食の循環システム付き宅配ロッカー「イーパルボックス」を共同開発したことを2017年5月19日に発表した。
防災備蓄品の普及に貢献
今回共同開発された宅配ロッカー「イーパルボックス」は、宅配ロッカーとして宅配便の再配達を削減することはもちろん、非常食を日常食として販売する自販機能などを搭載しており、防災備蓄品の普及などに貢献する。
搭載されている機能としては、不在時宅配便の受け取りや集金代行サービスなど宅配ロッカーの機能、日常食としての非常食販売および、大地震時に扉を自動開放することによる非常食の提供、AED専用BOXの設置などの機能を搭載している。
「イーパルボックス」の設置場所としては、集合住宅やビルの実験展開を予定しており、非常食を日常食として自動販売する循環システムの導入により、非常食の期限切れ処分の削減によるトータルコスト低下が見込めるとのことだ。
「イーパルボックス」の設置により、宅配ロッカーの普及による再配達削減と非常食の無駄を削減することができ、宅配便の利便性向上と防災ニーズの解決があわせてできるとしている。
(画像はプレスリリースより)
飛島建設 プレスリリース
https://www.tobishima.co.jp/news/news170519.html