マイクロソフトのホロレンズを採用
野村不動産株式会社(以下野村不動産)とグループ会社の株式会社プライムクロスは、マイクロソフト社のパートナー企業で株式会社ネクストスケープと共同で、ホログラフィックコンピューター「HoloLens」を活用した新築マンション販売向けビューアーを開発したと5月23日に発表した。
7月のマンション販売から登場予定
野村不動産では7月より販売予定の「プラウドシティ越中島」で「HoloLens」を導入。マンション販売で「HoloLens」の使用は日本初となる。ヘッドマウント型のホログラフィックコンピューターで、目の前の現実世界の中に3Dの仮想物体「ホログラフィック」を重ねて表示することができる。
背景からすべてコンピューターグラフィックで作成されているバーチャルリアリティー(VR)と異なり、現実世界が見えている状態でホログラフィックを重ねて表示でき、その場の現実空間と関連付けた映像情報を効果的に見せることができる。
臨場感あり、完成後のイメージを分かりやすく
今回開発された「ホログラフィック・マンションビューアー」で体験できるのはリアルサイトビューアーとホログラフィック外観ビューアー。リアルサイトビューアーは「HoloLens」を使用してマンション建設予定地を眺めると建物の完成イメージを原寸大で体験できる。
ホログラフィック外観ビューアーは、マンションの外観模型を「HoloLens」越しに表示、マンションの購入を検討している人に完成した外観イメージを360度、全角度から確認してもらうことができるようになっている。
いますぐにマンション購入を考えていなくても「HoloLens」のような装着型ディスプレイを気軽に試してみたいという人にもモデルルームに足を運んでもらうことができるようになる。
(画像はプレスリリースより)
野村不動産株式会社のプレスリリース
http://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2017052201270.pdf