フクオカベンチャーマーケット開催、参加企業は過去最多
福岡県などは19、20の両日、県内外のベンチャー企業と投資家などを結び付ける「フクオカベンチャーマーケット(FVM)」を、福岡市中央区天神のアクロス福岡(写真)を中心に開く。
FVMはベンチャー企業のビジネスプランの発表や新製品の展示を通じ、資金調達や販路拡大などを支援するのが目的。1999年11月の事業開始から毎月行っており、今回は過去最多となる108社が参加する。
県新産業・技術振興課によると、FVMの中でこれまでに1732社がビジネスプランの発表を行い、うち1149社が別の企業や投資家との商談を始めた。商談成約に至ったケースも303社であるという。
10周年 県知事が記念講演
今回はFVMの10周年を記念し、19日には麻生渡知事が「福岡・アジア新時代創造特区」と題して講演。FVMに参加し、その後大きく成長した企業5社を特別表彰する。アクロス近くのホテルで、参加企業の交流会も行われる。
また、両日とも販路拡大や資金調達、産学連携などをテーマに企業トップや大学教授によるセミナーが行われるほか、99社が新製品・新サービスを展示し、31社がビジネスプランを発表する。