徘徊を見守り高齢者の安全を守る
綜合警備保障(ALSOK)は5月15日、認知症高齢者の徘徊対策商品「みまもりタグ」などの販売を開始すると発表した。
ALSOKは現在、10の自治体とともに、認知症患者の行方不明対策として、地域の見守りネットワーク構築にための実証実験に取り組んでいる。
今回発売するのは、この取り組みで使われている「みまもりタグ」、「みまもりタグ感知器」、「みまもりタグ専用靴」の3種類と、緊急時にALSOKの警備員が駆けつける「みまもりパック」、行方不明を防止する「徘徊感知器」の2種類のサービスを合わせた計5種類。発売は6月15日の予定だ。
タグを取り付けて、無線で見守り
「みまもりタグ」は無線の小型端末。キーホルダーや「みまもりタグ専用靴」などに取り付けて、高齢者の位置情報を把握する装置だ。
「みまもりタグ感知器」は、みまもりタグと通信できる固定型の感知器。玄関など建物の入り口に設置して、外出の有無を見守る。
「まもりパック」は高齢者の自宅に「みまもりタグ感知器」を設置し、高齢者等の外出および在宅、生活リズムの異常、部屋の温度などに異常があったときに家族にメールなどで知らせるとともに、緊急時にはALSOKに自宅に駆けつけてもらうよう要請できるサービス。
「徘徊感知器」は、高齢者の外出を、介護者などに音で知らせるサービスで、介護保険が適用される福祉用具として利用できる。
(画像はプレスリリースより)
綜合警備保障株式会社のプレスリリース
http://www.alsok.co.jp/