不動産投資に関する意識調査
健美家(けんびや)株式会社は、不動産投資、収益物件の情報サイト「健美家」において「不動産投資に関する意識調査」を実施。2017年5月9日に発表し、「不動産の失敗」についても取り上げている。
今が売り時?
同調査は2017年4月に行われたもの。健美家の登録会員から、456名の有効回答を得ている。それによると、「投資不動産は売り時だと思うか」という質問に、半数以上の54.8%が「売り時」と答えている。
売り時だと思う理由は、「価格の高騰」が85.2%、「投資か増加による需要」が56.8%、また「低金利で融資がつきやすい」が48.4%だ。売り時が2018年までと考える人は28.0%。
それに対し買い時と考えている人は11.6%。その理由として6割、64.2%が「低金利」をあげている。買い時が続くのは2020年までと考えている人は37.7%となった。
失敗の理由は「空き室」
同調査では不動産投資の失敗についても取り上げている。失敗したことがある人は全体の40.7%。理由は、「空き室が埋まらなかった」36.6%、「修繕や維持費がかかりすぎた」31.1%、「相場より高く買ってしまった」29.9%などがあげられている。
一方で失敗しなかった人たちに理由を聞いたところ、52.3%が「本をたくさん読んで、知識を身につけた」ことだという。
(画像はプレスリリースより)
健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/img/press/pre2017-05-09.pdf