従来の母子手帳を補完する電子母子手帳
東京都新宿区にある株式会社エムティーアイは4月17日、北海道江別市において、スマートフォンやタブレットなどで利用できる電子母子手帳サービスの提供を開始したと発表しました。
この子育てアプリ「えべつ」のサービスは既に開始しており、子どもの成長記録や写真、健診データを記録することが可能。市はこのアプリについて、従来の母子手帳を補完するものとして位置づけ、市からは子育てなどに関するイベント情報、育児関連情報などが届けられることになります。
医師やカウンセラーに無料相談できる機能も
エムティーアイ社の電子母子手帳サービスは、既に30以上の自治体で導入されており、このアプリに記録したデータは遠方の家族などとも共有が可能で、同居していなくても、子どもの成長を見守ることができるようになっています。
さらに江別市向けのこのアプリでは全国初となる「医師や心理カウンセラーへの無料web相談機能」を搭載。子どもについての相談のほか、両親の悩みなどについても相談でき、原則24時間以内に返信されることになっています。
人口約12万人の江別市は「安心して子どもを産み育てられる魅力あふれるまちづくり」を進め、待機児童解消の取り組みなどを行っており、今回、ICTを活用した電子母子手帳を導入しました。なお、健診や予防接種の際には従来の紙の母子手帳が必要になります。
(画像は江別市のサイトより)
エムティーアイの『電子母子手帳』が北海道で初の本導入、江別市にて提供開始~成長の目安となる人気の育児日記「できたよ記念日」が大幅リニューアル!~
http://www.mti.co.jp/?p=21868育児の記録や相談がスマホで簡単に 「えべつ」子育てアプリ配信スタート
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/