店舗不動産サービスメニュー拡充
株式会社ラックランドが、サブリース事業の本格的な開始を発表した。同社は、設備、建築、内装、冷凍冷蔵、調理場の5つを柱とした「商空間の企画制作会社」を自認する一方で、過去にも土地や建物のオーナー企業とクライアントを、サブリース手法を用いてマッチングしてきた。今回、同サービスへのニーズの増加に伴い、本格的に同社のサービスメニューの一つとして積極的に売り出すことを決めた。
ラックランドの事業背景
ラックランドは1970年、業務用冷蔵庫の販売保守からビジネスを始めた。現在に至るまで、「食」ビジネスを主に、店舗の企画やデザイン設計から、施工とメンテナンスなど、総合的にサービス展開をしてきた。現在は国内に12か所、海外では6か所の拠点を有している。
さらには、2016年にはビル総合メンテナンス会社のエースセンター株式会社をグループ会社化した。ビルメンテナンス事業も併せ持つことによって、総合サービスのレベルアップをもくろむ。
サブリース事業本格参入
本格参入後の初めての案件として、住友商事株式会社と埼玉県内で建築予定の商業施設について、定期建物賃貸借契約の予約契約を締結した。物件概要は以下だ。
物件概要
・所在地:詳細非公表(埼玉県内の幹線道路沿い)
・敷地面積:約4,950㎡(約1,500坪)
・建物面積:約1,880㎡(約570坪)
上記の敷地内にはスーパーマーケットも導入する予定で、同契約の代行もラックランドにて行う。
(画像は同社公式サイトより)
【プロパティマネジメント案件受注を視野に】 サブリース方式を活用した優良出店用地の提供を開始
~第一号案件として住友商事株式会社所有の商業施設を転貸予定~
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