史上初「うつ体験者を取材したコミック」
株式会社KADOKAWAは10日、1月19日に発売した田中圭一氏によるコミック『うつヌケ~うつトンネルを抜けた人たち』(以下、『うつヌケ』)が、発売20日目にして4刷5万部を突破したと発表した。
同コミックは「うつ経験者を取材したドキュメンタリーコミック」である。同社によれば、著者自身のうつ経験をまとめた書籍はあるが、うつ経験者を取材したコミックは史上初だという。
「うつトンネルを10年さまよっていた」田中圭一氏
田中圭一氏は、『ドクター秩父』『神罰』などのギャグ漫画で知られる漫画家であり、会社員との兼業を長く続けてきた人物である。
田中氏は会社員生活の中でうつ病を患ってしまい、10年近くも苦しみ続けた。この状態を田中氏は、「うつトンネルを10年さまよっていた」と表現する。
そして今なお「うつトンネル」をさまよう人々に一助となるように描かれたのが『うつヌケ』である。
うつの悩みを分かち合い、勇気をもらえる
『うつヌケ』は、17人のうつ病経験者に取材し、それぞれのケースをまとめたドキュメンタリーコミックである。著者である田中圭一氏の体験談は、1~4話に収録されている。
うつ病についての基礎知識が身につくとともに、悩みを分かち合い勇気づけられる作品だ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社KADOKAWA プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003045.000007006.html書籍情報
http://www.kadokawa.co.jp/product/321507000404/