大型配送センター「西神配送センター」の建設に着手
三菱倉庫株式会社は2月7日、神戸流通センター内に、大型配送センター「西神(せいしん)配送センター」の建設に着手した、と発表した。
免震構造の4階建施設、災害に強いエコ倉庫
三菱倉庫西神配送センターは、兵庫県神戸市須磨区に位置し、神戸淡路鳴門自動車道の布施畑ICに隣接する、西日本エリアをカバーする拠点として最適な立地にある。
神戸流通センター内の敷地約55,900平方mの一部を利用し、延床面積約60,500平方m、柱が鉄筋コンクリート造、梁が鉄骨造の免震構造をもつ4階建の施設である。
また、ランプウェイを設け、貨物の周辺地域への多頻度配送に対応する。
三菱倉庫は、「災害に強いエコ倉庫」をコンセプトとして展開している。西神配送センターには、非常用発電機の設置し、災害時における顧客の事業継続性を物流面から支援する。
環境負荷の低減とランニングコスト削減のため、300kWの太陽光発電設備を導入、全館にLED照明を採用した。
西日本の物流事業を拡大
設計・施工費は約83億円。平成30年3月に竣工予定である。
三菱倉庫西神配送センターは、医薬品、食品、日用品などの配送に対応した施設であり、その分野における西日本の物流ニーズを取り込み、事業の拡大を図る。
(画像はプレスリリースより)
三菱倉庫株式会社のニュースリリース
http://www.mitsubishi-logistics.co.jp/news/170207.html