スミザーズ・ウィンター・テスト・センター内に寒波試験施設を開設
イギリスに本社を置くグローバル・ドライブ・ラインの世界的リーダーであるGKNは2月1日のプレスリリースにて、ミシガン州ブリムリーの広大なスミザーズ・ウィンター・テスト・センターに新しい寒波施設を開設したと発表した。
この新しい施設の開設は、GKNがヨーロッパ、アジア、北アメリカの3大陸向けの極寒試験場になる。
ミシガン州アッパーペニンシュラの試験場はスミザーズ・ウィンター・テスト・センターの750エーカーにも及ぶ複合施設内に新しく10,000平方フィートの施設を備えることになる。この施設では、車両のあらゆるパーツが最も寒い冬季中に正しく動くのかという性能評価が行われる。
スウェーデン、中国に次ぐ重要な寒波施設へ
GKNのドライブ・ラインの施設はメインのスミザーズ・ウィンター・テスト・センターのトラックに隣接しており、4つの車両ホイストを備えたワークショップベイもある。3つの専用ガレージは、GKNの顧客へ機密及びセキュリティ面も保証できている。
GKNドライブ・ラインのグローバル・エンジニアリング・プロセス・アンド・システムズの専務であるGavin Streather氏は以下のように述べた。
「このプライベートファシリティでは、エンジニアと顧客エンジニアリングチームが協力し、さまざまな車両が持つブランドの特徴を満たす総輪駆動車のシステムを開発、調整することができる。
次世代の自動車用ドライブ・ライン・システムの開発において、世界クラスの極寒試験施設は世界的リーダーシップを誇るGKNドライブ・ラインにとって、極めて重要なものである。」
(画像はプレスリリースより)
GKN プレスリリース
http://www.gkn.com/