ミサノで開催の24時間耐久レースでテストを実施
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、ヒュンダイ・モータースポーツが開発を行っている「i30N TCR」のテスト走行を行い、様々なセットアップ構成を評価し検証を行ったことを、7月10日のプレスリリースで明らかにした。
「i30N TCR」は、ヒュンダイ・モータースポーツと、開発パートナーであるBCRのチームが開発を行っている。両社はミサノで開催中の24時間耐久レースにおいて、同車のタイヤやブレーキなどに関する設計のテストを行った。
テストを行った「i30N TCR」は、耐久レースに参加する車両と一緒にトラックを走行。ドライバーは、イベントのスポンサーにより招待されたガブリエル・タルキーニが努めた。
異なる条件下におけるブレーキとタイヤの摩耗をテスト
イベントと共に週末に行われた「i30N TCR」のテスト走行は、異なる条件下におけるブレーキやタイヤの摩耗への影響を評価する目的があった。
また、レースの条件下で夜間にテストを行うという希なチャンスにより、今後顧客へ提供する可能性がある様々な照明に関しても、実際に使用し評価を行うことができた。
次回は、8月4日から6日に開催予定のドイツシリーズ「ADAC TCR」で、週末中パドックで「i30N TCR」がディスプレイされることになっている。12月初めに予定されている最初の納車を控え、たくさんの観客に注目されることで潜在的な顧客を増やすことが期待されている。
(画像はプレスリリースより)
ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.news/