自動車用各種センサの需要拡大に対応
日本特殊陶業株式会社は、自動車用各種センサの需要拡大に対応することに向けて、タイに新工場を建設することを2017年6月26日に発表した。
建て屋・設備込みで約120億円を投資
日本特殊陶業は、燃費・排ガス規制の強化が世界各国で行われ、日本特殊陶業の各種センサの需要が拡大していることから、今回、タイに新工場を建設することを決定した。
日本特殊陶業では、アジア諸国の自動車用各種センサ生産拠点として、2010年よりタイNGKスパークプラグ株式会社にて生産を開始しており、今回、既存工場に隣接地に新工場を建設する。
新工場の概要としては、所在地がバンコク市内より南東約65キロメートルに位置する「アマタナコン工業団地内」で、延床面積は約34,700平方メートル、規模は4階建てで、投資金額は建て屋・設備込みで約120億円を予定しており、着工は2017年11月、竣工は2018年9月末の予定だ。
生産品目はタイNGKスパークプラグにて生産しているジルコニア酸素センサ、温度センサに加えて、全領域空燃比センサの生産も予定しており、日本特殊陶業では今後も、グローバルでの生産体制を構築していくとしている。
(画像は日本特殊陶業ホームページより)
日本特殊陶業 プレスリリース
https://www.ngkntk.co.jp/news/detail/001404.html