4月の出来高総計、3兆9,023億円、前年同月比9.1%増
国土交通省は6月16日、「建設総合統計(平成29年4月分)」を公表した。
同統計は、建設工事受注動態統計調査と建築着工統計調査を基に、我が国における建設工事の出来高を月別、地域別、発注者別、工事種類別等に推計したもの。
4月の出来高総計は、3兆9,023億円、前年同月比9.1%増。うち民間総計は、2兆4,517億円、 同10.8%増、公共総計は、1兆4,506億円、同6.4%増となっている。
地域別出来高では、東北を除き全地域で前年を上回る
民間の出来高総計のうち建築は1兆9,973億円(同8.8%増)で、うち居住用は1兆2,262億円(同4.5%増)、非居住用は7,710億円(同16.5%増)。土木は4,544億円(同20.2%増)。
公共の出来高総計のうち建築は2,925億円(同1.6%増)で、うち居住用は488億円(同21.3%減)、非居住用は2,437億円(同7.9%増)。土木は1兆1,582億円(同7.6%増)となっている。
地域別出来高では、北海道1,750億円(前年同月比11.6%増)、東北4,425億円(同7.8%減)、関東1兆4,666億円(同14.7%増)、北陸1,922億円(同15.0%増)。
中部4,442億円(同6.9%増)、近畿4,709億円(同3.9%増)、中国1,927億円(同8.1%増)、四国1,075億円(同12.7%増)、九州・沖縄4,106億円(同16.7%増)で、東北を除き全地域で前年を上回った。
(画像は国土交通省トップページより)
国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000689.html