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木造3階建て以上の住宅などの建築確認統計を公表
国土交通省は6月26日、平成29年1月分~3月分および平成28年度における、木造3階建て以上の住宅と丸太組構法建築物の建築確認統計を公表しました。
木造3階建て以上の戸建て等住宅棟数は、前年度比6.6%増の25,869棟
平成28年度における全国の木造3階建て以上の戸建て等住宅の棟数は、前年度比6.6%増の25,869棟でした。
建設地域別では、防火地域が前年度比4.6%減の354棟、準防火地域が同5.6%増の18,755棟、建築基準法22条指定区域が同8.5%増の6,093棟、指定なしが26.3%増の667棟と大幅に増加し、防火地域のみが下落しました。
全体に占める準防火地域の割合は72.5%と高く、各地域の割合は昨年度とほとんど変化がありませんでした。
建築工法別では、軸組が前年度比7.5%増の20,618棟、2×4(ツーバイ―フォー)同9.3%増の4,450棟、プレハブ同1.8%増の228棟、混構造同17.4%減の317棟、その他同35.3%減の269棟でした。全体に占める軸組の割合は79.7%、2×4は17.2%で、両方とも上昇しています。
木造3階建て以上の共同住宅の棟数は、前年度比48.7%大幅増の2,435棟
木造3階建て以上の共同住宅の棟数は、前年度比48.7%増と大幅に伸びて2,435棟となり、戸数も同46.1%増の22,352戸と好調でした。
建設地域別では、防火地域が前年度比41.2%減の96棟、準防火地域が同45.4%増の1,647棟、法22条指定区域が同51.4%増の627棟、指定なしが182.6%増の65棟と棟数は少ないですが大幅に増加しました。
どの地域も万遍なく増加しましたが、全体に占める準防火地域の割合は昨年度の69.2%からやや下降し2018年度は67.6%、防火地域もやや減少し3.9%でした。
工法別では、軸組が前年度比52.8%増の1,510棟、2×4(ツーバイ―フォー)同40.6%増の811棟、プレハブ同76.5%増の30棟、混構造同50.0%増の45棟、その他同34.6%増の35棟でした。
全体に占める2018年度の軸組の割合は昨年度の60.3%からやや上昇し62.0%となりましたが、2×4(ツーバイ―フォー)は昨年度35.2%から33.3%に下落しました。
丸太組構法建築物の棟数は、前年度比7.4%減の563棟でした。
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(画像はプレスリリースより)
国土交通省のニュースリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/別掲
http://www.mlit.go.jp/common/001189863.pdf別掲
http://www.mlit.go.jp/common/001189862.pdf