Looopの自社発電所で実施
ドローンによる土木測量を日本国内で200回以上行った実績を持つテラドローン株式会社は14日、「春の木発電所」でドローンによる太陽光パネルの赤外線調査・点検を実施したことを発表している。
「春の木発電所」は株式会社Looopの自社発電所であり、ドローンによる赤外線カメラ点検の実施は、同社でも初めてのケースとなった。
茨城県水戸市鯉淵町に位置する「春の木発電所」には30,000枚を超える太陽光パネルが設置されており、敷地面積は約15万平米、出力は8.8MWとなっている。
正確性の向上にも寄与
2017年4月に改正された再生可能エネルギー特別措置法(旧FIT法)では新たな固定価格買取制度が制定されたが、その1つがO&M(メンテナンス)の義務化であり、大規模な太陽光発電所であればあるほど、そのO&Mへの負担が問題になってくる傾向があるといえる。
その点、ドローンを使ったO&Mでは作業工数が従来の3分の1まで短縮することが可能であり、広範囲の調査を一度に行うことができ費用の削減や調査時間の大幅な短縮にも繋げることができる。
人手による点検では、パネル1枚ごとに不具合を生じた可能性のあるパネルの位置をマニュアルで記入するため異常個所の位置ずれが生じていましたが、ドローンによる点検では、映像を基に位置の特定ができることから、マッピングの正確性も向上しました。
(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
テラドローン プレスリリース
https://www.terra-drone.net/blog/solarpanels/