横浜北線(横羽線~第三京浜)3月18日に開通
鹿島建設は、首都高速神奈川7号横浜北線(横羽線~第三京浜)の開通記念式典が、横浜北トンネル内の特設会場にて行われたことを2017年4月18日に発表した。
開通記念式典は、国会議員、関係地方議会議員、周辺自治体や工事関係者ら約400名が出席し2017年3月18日に行われた。開通セレモニーでは、テープカット、くす玉開披が行われ、盛大に開通を祝った。16:00には一般車両の通行が開始された。
首都高速道路の新路線「横浜北線」は、横浜市の交通ネットワークの骨格を形成する「横浜環状道路計画」の北側区間に位置しており、首都高速横羽線・大黒線「生麦ジャンクション」と第三京浜道路「港北ジャンクション」を結ぶ約8.2キロメートルの区間が開通した。
「鉄道交差部工事」は300メートルは技術の集約
鹿島建設が担当した区間は、JRや京急線、国道1号などを跨ぐ7本の桁を架設した橋梁工事である「鉄道交差部工事」、橋梁部とトンネル部間の道路造成等を手掛ける「子安台公園復旧工事(一部施工中)」、トンネル坑口部と換気・電源設備を併設した「子安台換気所工事」の3つの工事。
特に、「鉄道交差部工事」は300メートルの短い距離だが、この橋梁は交通の大動脈上(列車は1日2,000本が通過)で行われ、出入口も併設し7本もの桁を有する。桁は縦・横に曲線を描き、それぞれが異なる形状で桁幅も変化する。まさに技術の集約の場所である。
この複雑な構造物を桁が密接するなか、線路直上で造りあげた。
(画像は鹿島建設 ホームページより)
鹿島建設 プレスリリース:
http://www.kajima.co.jp/tech/170318.html横浜北線工事 プレスリリース:
http://www.kajima.co.jp/news/index-j.html