風力発電から得た電気を貯蔵し、空気を利用して充放電するシステム
2017年6月2日、(一財)エネルギー総合工学研究所は、河津圧縮空気エネルギー貯蔵試験所(CAES)の見学予約申し込みの受付を開始すると発表した。
風力発電は、天候によって出力が大きく変動するため電力の安定供給が難しいため、出力の予測技術や制御技術を開発することが必要である。
圧縮空気エネルギー貯蔵は、風力発電から得た電力を使い、圧縮機(モーター)で空気を圧縮、高圧状態で貯蔵し、電力が必要な時に貯蔵した圧縮空気で膨張機(発電機)を回転させ、電力を発生させるシステムである。
(一財)エネルギー総合工学研究所とNEDO、早稲田大学は、風力発電の予測情報に基づく制御技術を用いた圧縮空気エネルギー貯蔵システムの実証試験を静岡県賀茂郡河津町で行っている。
毎週月曜日~金曜日に見学可能
河津圧縮空気エネルギー貯蔵試験所(CAES)の見学は、毎週月曜日~金曜日(午前・午後 各一組)に実施するとしている。場所は「静岡県賀茂郡河津町見高字清水山2349-1」となっている。
パンフレットによる説明と現地案内が行われ、見学時間は約1時間、人数は2名~20名、費用は無料、受付期間は、見学希望日の2ヶ月前から可能で、先着順である。
予約方法は、(一財)エネルギー総合工学研究所ホームページのカレンダー(予約状況)より希望日を選択し、予約希望フォーマットに記入するようになっている。
(画像はプレスリリースより)
(一財)エネルギー総合工学研究所 新着情報
http://www.iae.or.jp/caes-tour/(一財)エネルギー総合工学研究所 CAES詳細
http://www.iae.or.jp/2017/04/20/20170420news-release/