健美家、2017年5月の収益物件市場動向を発表
健美家株式会社は6月1日、2017年5月に新規に登録された3種の収益物件のデータを集計し発表した。これによると、一棟アパート・マンションの価格は前月に比べどちらも上昇、利回りは過去11年で最低となった。
健美家株式会社は不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営している。健美家がこの日発表したデータには、一棟アパート、一棟マンション、区分マンションの物件数と物件価格及び表面利回りが集計されている。
一棟アパート・マンション価格は連続上昇
健美家のデータによると、5月の一棟アパートの新規登録件数は6,267件、価格は6,678万円で前月に比べ1.74%上昇した。表面利回りは前月比0.08ポイント低下の8.74%。これは2006年1月以降最も低い利回りとなった。
一棟マンションの新規登録数は4,498件、価格は前月比4.57%増の16,294万円で、2か月連続の上昇となった。表面利回りは前月比0.12ポイント低下の7.87%となり、2006年3月以降最も低い値だった。
区分マンションの利回り、前年同月比で0.83ポイント低下
5月の区分マンションの新規登録件数は12,221件、価格は1,537万円で、前月に比べ1.35%下落した。表面利回りは前月比ではほぼ横ばいだったが、前年同月比では0.83ポイント低下し、3種の中で最も下落幅が大きかった。
(画像はプレスリリースより)
健美家ニュースリリース
https://www.atpress.ne.jp/releases/129952/att_129952_1.pdf