中国広州に27000平方メートルのサスペンションシステム工場
大手自動車部品サプライヤーであるMagneti Marelliは、中国の広州に新たなサスペンションシステム工場をオープンしたことを、5月30日のプレスリリースで明らかにした。
同工場は広州の南沙地区近郊で、およそ27000平方メートルの敷地に建設され、その内の17000平方メートルを製造施設が占める。
年間最大で車両22万台分のサスペンションシステムと、10万台分のペダルボックスの生産することができる見込みとなっている。また、オープンに伴い、従業員60名の雇用が予定されている。
10年をかけて新センター開設へ投資
自動車業界で3大重要生産エリアである「ヨーロッパ」「ブラジル」「中国」。
こうした各地の施設において、同じプロセスと品質で生産することをスタンダードとするため、Magneti Marelliは10年をかけ研究開発のための新たなスペース確保のため投資を行ってきた。
1996年から中国へ進出を開始した同社は、生産プラントや研究開発エンジニアリングセンターの設置をはじめとし、2016年5月には上海に新たなパワートレイン本部を開設した。
そのほかにも、蕪湖に自動車照明とパワートレイン、長沙へは排気システム、広州には電子システムやプラスチック部品などの製造施設を開設している。
(画像はプレスリリースより)
Magneti Marelli
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