世界最大級の技術センター内に建設
ZFフリードリヒスハーフェンAGのアクティブおよびパッシブセーフティ部門であるZF TRWは、中国における投資へのコミットメントとして、安亭鎮テクニカルセンターの衝突スレッドセクションを稼働させたことを発表した。
同社のグローバルフットプリント内の第4衝突研究室である最新型の「サーボ・スレッド」は、安亭鎮にある最先端の研究開発施設に置かれる。
2014年6月に開設された、このZF TRWの世界的に最大級の技術センターは、ドライバーアシストシステム・ブレーキ・ステアリング・乗員の安全性およびエレクトロニクスを含む、ZF TRWの主要ビジネスのすべてをサポートする20以上の科学的な試験室を収容しており、1,200人以上のエンジニアリング・研究・技術に関するスタッフが働いている。
同センターは、中国市場とより広範なアジア太平洋地域への高度安全システムを提供する自動車メーカーをサポートするものだ。
中国市場とグローバルのOEMに対応
乗員安全システム工学のグローバル副社長であるNorbert Kagerer氏は、次のように説明した。
「我が社のOSSテスト検証プログラムは、研究開発および全体的なビジネス戦略の重要な部分です。安亭鎮においてローカルな研究設備を持つことは、中国における我が社の成長のための強力なサポートとなり、我々は、中国市場向けの特別な検証により、国内および国際的なOEMと一層緊密に協力することができます。中国において衝突スレッド施設を確立することは、安全システム工学の包括的な提供を拡張し、我が社のグローバルなOSSフットプリントの主要なマイルストーンを表しています。」(プレスリリースより引用)
各国の基準を満たす高度な衝突実験設備
この最新機器は、静的ピッチとヨーを持った高度な正面衝突試験を提供しており、これは、90kphでのOblique Moving Deformable Barrier(OMDB)を用いるという、アメリカNCAPの要件を超えた、リアルな3D衝突シミュレーションを再生するものである。
また、側面衝突試験は、IIHS、アメリカNCAP、ユーロNCAP、C NCAPや国連R95のためのMoving Deformable Barrierの要件を遵守する荷重ケースを再現することが可能。
機器は、前席衝突のみ、後部座席衝突のみ、またはそれらの組み合わせをテストし、複数座席の変更設計のための能力を有している。
スレッドは、反対側の衝突と、運転者と助手席の間の相互作用両方のための荷重ケースをシミュレートするのに十分な大きさを有しており、多数のカメラ用フレキシブルマウントは、より多くの角度および画像を見るテストを可能にする。
また、スレッドは、複数の顧客が同時にテストを行う場合に装置の機密性が可能な、フレキシブルな準備セクタを備えており、テストの間の急速な変化を可能にするプロセスと、事前に定義された器具を組み合わせることで、推定で、平均年間1000以上のテストを実施する機能を持っている。
(画像はプレスリリースより)

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