保健省がバイオセキュリティ対策を促す
養鶏地域での鳥インフルエンザの発生を受けて、ミャンマー保健省は20日、人への感染を防ぐために厳格なバイオセキュリティ対策をするよう促した。
同省の報告によると、4月3日にモンユワの養鶏場でH5およびH9の鳥インフルエンザが発生、「N」型のウイルスかを調べるため、オーストラリア動物衛生研究所(AAHL)に検体が送られた。現時点で人への感染は認められていない。
同地域では、昨年2月にH5N1感染が発生し、14万羽以上の鶏と50万羽以上のウズラが処分されている。
保健省が対策を報告
保健省は15日までに、感染のあった地域において鳥インフルエンザ感染予防措置を取ったと報告している。
報告書によると、4月3日から5日までの間に、13の農場でおよそ7000羽の鶏が処分され、感染拡大を防ぐため感染地域に検疫ゾーンを配置し、監視が行われているとしている。
医療面については、モンユワ総合病院に隔離病棟を設立、感染の疑いのある人への医療処置を行っている。また、感染した鶏の処分を課された同省の職員、養鶏従事者、その家族に対して発熱がないか監視をしている。養鶏地域に一時的に診療所を設置したとそれぞれ報告している。
マンダレーとザガインでは、2006年から2015年の間に計7回の鳥インフルエンザ感染が発生している。
(画像はmizzimaより)
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