平成28年度は非正規社員の正社員化を加速させるために助成制度をさらに拡充させる
東京都は4月15日、「東京都正規雇用転換促進助成金」と「若者応援宣言企業等採用奨励金」を拡充させると発表した。
平成28年度は、非正規労働者を正社員にするために、助成金制度をさらに強化する。
中小企業退職金共済制度加入で10万円を加算
「東京都正規雇用転換促進助成金」は、事業主が、非正規労働者を正規雇用に変更した場合、国と連携し、国のキャリアアップ助成金(正社員化コース)に積み増し上限50万円(一人当たり)を助成する制度だ。
平成28年度の拡充ポイントは、退職までを考えたサポートを行うので、正規雇用に変更した労働者を中小企業退職金共済制度に加入させると10万円(一人当たり)を加算。
「ユースエール認定企業」を追加、30万円を助成
「若者応援宣言企業等採用奨励金」は、 国と連携し、「若者応援宣言企業」が対象者の若者を正社員として雇用し、6か月働いた場合に、15万円(一人当たり)を助成する。
平成28年度の拡充ポイントは、雇用環境がしっかりとした企業への若者の就職をサポートするため、「ユースエール認定企業」を新しく追加し、30万円(一人当たり)を助成。
(画像はニュースリリースより)
東京都 ニュースリリース
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