『認知症の人がスッと落ち着く言葉かけ』が、3月23日に発売
介護事業を中心とした事業を展開する株式会社日本エルダリーケアサービスでは、同社執行役員である右馬埜節子(うまの せつこ)の著書『認知症の人がスッと落ち着く言葉かけ』が、2016年3月23日に講談社より発売される。
認知症の人に落ち着いてもらえる言葉のかけ方や接し方を提案
介護保険制度が導入されて既に15年が過ぎたが認知症に悩む人の数は増える一方である。自分の認知機能の衰えや変化に1人で悩むお年寄りや、認知症の家族の介護により疲れ切った介護者、そして認知症の人の理解できない行動に振り回される現場の介護職員など、全てが今に始まった話ではない。
認知症の人は、病気によって日々記憶が失われていく「引き算の世界」に住んでいると考えられる。そしてその世界は常識や理屈が通らない世界である。
そこで認知症の人に関わる周りの人たちは、その「引き算の世界」を理解し、認知症の人たちの世界に合わせた「引き算」的考えで、言葉かけや対応をする方が上手くいくという。
同書では、そういった認知症の人に落ち着いてもらえる言葉のかけ方や接し方を、認知症に関わる全ての人に提案し、出口の見えない介護をする人たちを勇気づける為に執筆されている。
2000を超える相談に対応した経験を基に書かれた一冊
著者である右馬埜節子氏は、中野区役所の高齢福祉課で非常勤の認知症専門相談員として勤務。その後ケアマネジャーとして民間の介護事業所へ転職している。
そして2003年に認知症専門となるデイサービス「デイホームゆりの木中野」(株式会社日本エルダリーケアサービス)を設立させた経歴を持つ。
2004年には「ゆりの木」に「認知症相談センター」を併設し、認知症に関する相談を受け対応したケース数は2000を超える。そしてその経験をまとめたのが『認知症の人がスッと落ち着く言葉かけ』である。
(画像はプレスリリースより)
Dream News 認知症の人がスッと落ち着く言葉かけ』3月23日発売
http://www.dreamnews.jp/press/0000128810/株式会社日本エルダリーケアサービス
http://www.elderly.jp/