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2024年11月30日(土)
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大林組 2時間耐火木造技術「オメガウッド(耐火)」を開発

大林組 2時間耐火木造技術「オメガウッド(耐火)」を開発

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木の質感によるデザイン性と低コスト化を実現
株式会社大林組は、初の汎用木材による大スパン2時間耐火木造技術「オメガウッド(耐火)」を、株式会社シェルターの技術協力により開発した。

同製品は、事務所や商業施設、医療福祉施設、教育施設など、耐火構造が必要となる様々な用途に適用が可能。2010年に「公共建築物等木材利用促進法」施行もあり、同社は今後も、木材利用の促進に貢献するという。

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木材利用促進の課題
国内の森林資源は、産地の需要が供給を下回り、建設需要の多い都市部での木材利用に期待が集まる。木造のニーズは、木質の意匠人気もあり都心部でも高まっている。

しかし、建築基準法には、防火地域内での耐火性能や、5~14階建てでの2時間耐火構造等の規定があり、都市部では、高い耐火の技術が必要になる。

また、中大規模建築に求められる大スパン架構や、木を見せる耐火木造は、部材製作の複雑さから割高だ。

そこで同社は、これまで準耐火構造に対応していたオメガウッドに、耐火層として石膏ボード、燃えしろ層として表面を木材で構成し、2時間耐火木造を低コストに実現する技術を開発した。

耐火木造技術の特長
燃えしろ層と燃え止まり層(耐火層)による構成は、構造加力試験、載荷加熱試験で、2時間耐火の木造建築が可能な性能であることを確認した。

木造での大スパン架構を建設するためには、専門工場で製作する単板積層材などを、複数接着した「2次接着による木材の一体化」が必要で、コスト高の一因だった。

オメガウッドは、単板積層材をビスなどのつづり材で一体化。2次接着せずに大断面木材が製作できる技術は、従来に比べ60%のコストダウンや納期短縮の効果がある。

表面は木材のため、外観は木のぬくもりを感じられ、一定の条件を満たせば木曽のヒノキや青森のヒバなどの木材を、デザインに合わせて自由に選択できる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社大林組 プレスリリース
http://www.obayashi.co.jp/


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