和歌山県新宮市から全面受注
株式会社昭文社は、新宮市発行の観光ガイドことりっぷ新宮熊野古道の日本語版及び中国語繁体字版の、2種類を制作したと14日に発表した。なお、今回の制作は和歌山県新宮市から全面受注をしてのことである。
日本語版と中国語繁体字版で異なる構成に
今回制作された観光ガイドことりっぷ新宮熊野古道では、日本語版と中国語繁体字版で異なる視点で構成されている。
まず日本語版では、高野坂や熊野川の船下り等といった山中とはまた違った熊野古道めぐりが出来るよう、熊野三山熊野速玉大社門前町としての魅力を基点に編集されている。
ことりっぷだからこそのおいしいパン特集やお土産情報またからだにやさしいごはんも、合わせて収録されているのだ。
一方、中国語繁体字版では、滞在時間が限られている状態でも楽しむことのできるよう、新宮周辺におけるかき氷スイーツまたグルメ等を味わえるスポットや、市内の見所めぐりを合わせた散策プランが提示されている。
人気アクティビティ紹介のページや熊野三山解説ページが設けられているのだ。
台湾にて小冊子版無料配布
こういった特徴を有することりっぷの内、中国語繁体字版については関西国際空港もしくは中部国際空港発着便により、関西圏や中部圏に訪れる旅行者へWi-Fiルーターとともに中国語繁体字版小冊子が、自宅へ届けられることとなっている。
また、この無料配布については、訪日向けWi-Fiルーターレンタルの台湾最大手である企業赫徠森國際企業有限公司との、連携によりなされる。
(画像はプレスリリースより)
『ことりっぷ新宮 熊野古道』日本語版中国語繁体字版を制作
http://www.mapple.co.jp/mapple/news/2016/03/6634.html