高度安全走行システム事業の強化を図る 5つ目の新事業部を設立へ
株式会社日立製作所の完全子会社として、自動車業界で展開をみせる日立オートモティブシステムズは9日のニュースリリースにて、情報安全システム事業部という同社5つ目の新たな事業部を、4月1日より設立することを発表した。
高度安全システム事業の市場拡大が今後見込まれており、同事業強化へ向けて情報安全システム事業部が新設される。同事業部による日立オートモティブシステムズ独自のコントローラー及びソフトによる統合制御技術や、グループ関係会社の情報・通信システムなどの技術と連携し、業界でも一歩先を行く高度安全走行システム事業の展開を図るとしている。
最先端製品・技術で高度安全走行システムを構築 自動車メーカーへ積極的な販売促進へ
また今回新設情報安全システム事業部と、パワートレインや走行制御事業部などを含む同社グループの最先端製品・技術で高度安全走行システムを構築し、自動車メーカーへの積極的な提案や販売促進を行うことで、日立オートモティブシステムズは更に事業拡大を目指していくとしている。
情報安全システム事業部は、グローバル事業企画部や設計開発本部などで組織されるとしており、人員およそ200人体制で事業をスタートさせ、必要に応じて人員も拡大していく方針を示している。
Hitachi Automotive Systems ニュースリリース
http://www.hitachi.com