バングラデシュの空港で発覚
マレーシアの地元メディアTHE STAR ONLINEは12日夜マレーシア航空(MAS)の従業員3名が、バングラデシュのシャージャラル国際空港でカメを30匹密輸しようとした容疑で逮捕されたと報道した。情報元はバングラデシュのメディアProthom Aloで、カメの市場価値は約105万リンギット(約2864万円)だという。
逮捕されたのは副ステーション・マネージャーのSamiur Rahman容疑者(35)と、乗客サービス・スペシャリストのJewel Ahmed容疑者(29)、荷物取扱者のMizanur Rahman(30)の3人。
彼らは一人あたり5150リンギット(約14万円)の罰金支払いを命じられ、Jewel容疑者とMizanur容疑者については禁固1年の刑を言い渡された。
武装警察大隊(APBn)の上級副監督Alamgir氏は、カメが入った委託貨物は現地時間12日夜6時頃、4番出発ベルトで押収されたと述べた。また、委託貨物の中にはMASのタグが付いた3つのトロリーバックが見つかったという。
押収されたカメは森林局・野生生物犯罪コントロールユニット(WCCU) のAshim Mallick調査官に引き渡され、後にバングラデシュ・ガジプールにあるサファリパークに放たれる予定。
マレーシア航空は従業員の関与を否定
これに対し14日マレーシア航空は容疑者は同社の従業員ではなく、事件はまだ調査中との見解を発表している。
(画像はbdnews24.comより)
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