排ガス規制が成長のチャンス
2015年のインドにおける自動車および車両総重量3.5トン未満の貨物自動車の生産規模は380万台であり、その成長は2014年の5.9パーセント増となっている。
ドイツを本拠地とする大手自動車部品サプライヤーであるKSPGは、このインドにおける事業活動を拡大しており、同社の最高経営責任者であるHorst Binnigは次のように述べている。
「われわれの目標は強みである排ガス対策と燃費向上の技術に注力することである。インドの排ガス規制は厳しくなっており、このトレンドはKSPGにとってはチャンスでもある。」
(プレスリリースより引用)
急成長の売り上げ規模
このトレンドに沿うようにKSPGはインドの自動車メーカーより数千万ユーロ規模の受注を獲得している。また、インドの排ガス基準BS-IVに適合する中型商用車エンジン用のモーター式排ガス循環システムの供給も、2016年12月より開始される予定である。
KSPGはインドで約900名の従業員を雇用しており、プネーとアフマドナガルに拠点を有している。2015年の売り上げ規模は約4000万ユーロであり、これは2014年より26パーセント増となっている。
また、KSPGはインドのShriram Pistons & Rings Ltd.の株式20パーセントを保有しており2014/2015年の売り上げは約1.7億ユーロの規模となっている。
(画像はプレスリリースより)
KSPG プレスリリース
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