逮捕の男、自爆攻撃の計画を自白
マレーシア警察は16日、クアラルンプールの鉄道駅で逮捕された、過激派組織IS(イスラミックステート)との関わりが疑われるマレーシア人の男について、この男がマレーシア国内で自爆攻撃を画策していたと自白したことを明らかにした。
ジャカルタテロ後の厳戒態勢の最中
警察によると、28歳のこの男は15日、武器とイスラミックステートとの関わりを示すドキュメントを所持していたとして逮捕された。
マレーシアは、隣国インドネシアの首都・ジャカルタで14日に発生した組織的なテロ攻撃を受け、特に国境地域と、首都において厳戒警備態勢をとっていた。
マレーシア警察のステートメントによると、この男はシリア国内のイスラミックステートメンバーからの指令を受け、マレーシア国内での自爆攻撃を計画していたという。
カリド・アブ・バカル警察長官は、
この男は、イスラミックステートから、トレンガヌ、ペラ、セランゴール、ジョホールの各州で、イスラミックステートのフラッグを掲げるという命も受けていた。(NDTVより)
としている。
マレーシア政府に対し、メンバーの逮捕を止めるよう警告する意図があったと見られる。
この男が、どこで、どのような方法で自爆攻撃を実行しようとしていたかについては明らかにされていない。
(画像はThe Sydney Morning Heraldより)
NDTV
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