「ENEOSでんき」はじまる
JXホールディングスが4月から提供を始める家庭用電力「ENEOSでんき」の先行受付が15日からはじまった。
基本料金は契約したアンペア数に応じて決まる(10A/税込約280.80円、20A/税込約561.60円、60A/税込約1,684.80円など)。
従量料金は、使用量に応じ料金単価が変わる3段単価方式(120kWhまで:税込20.76円/kWh、120kWhをこえて300kWhまで:税込23.26円/kWh、300kWh以上:税込25.75円/kWh)で、曜日、時間帯による割引はない。
オプションメニューとして、 ガソリン・灯油・軽油が割引になる「ENEOSカード割引」、2年間まとめて契約すると適用される「にねん とく2割」がある。
請求書、領収書、利用明細書の発行は有料(税込162円/1通)。
2016年4月時点の供給エリアは、主に関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県の一部、離島を除く)。
「総合エネルギー企業」として事業を展開
JXホールディングスは2014年10月に水素事業運営会社「株式会社ENEOS水素サプライ&サービス」を設立。
同年12月には神奈川県海老名市に燃料電池車用の商用水素ステーションの第一号店「Dr.Drive海老名中央店」 を開所、以後、岡崎羽根店、大和田店、三好ヶ丘店などを開所、水素販売事業を展開している。
また、2014年からは、砂層型メタンハイドレート資源開発研究に関する事業へ参画。この分野でも新会社の設立が予定されている。
「総合エネルギー企業」として事業分野を拡大するJXホールディングスは「ENEOSでんき」で、4月からは家庭用電力の分野でもサービスを展開する。
(画像はプレスリリースより)
JXグループ
http://www.hd.jx-group.co.jp/