広告デザインのための実用書
株式会社パイ インターナショナルは、2016年9月17日に「一目で伝わる配色とレイアウト」を刊行。色が伝える広告の魅力を、実例とともに300ページというボリュームで紹介している。
色をテーマごとに紹介
同書は、広告デザインの「色」に特化し、魅力的な広告チラシにはどのような配色が使われているのか、テーマごとに紹介している。事例とともに解説してあるため、分かりやすい。
配色テーマは業種などごとに分けている。例えば教育・金融・通信・不動産などのチラシには、信頼感を与える配色だ。落ち着き、さわやかさ、熱意などを伝える色使いのチラシを紹介。
一方、交通や観光、商業施設・商品などは、色で動きを表現し、消費意欲をかき立てる配色だ。その他食品、趣味・娯楽などの配色事例を取り上げている。
基本から実践まで
色の基本はもちろん、様々な配色のテクニックなども分かりやすく解説。さらに広告を制作する上でイメージとなる「色相別インデックス」もついており、実用的な1冊だ。
色の構成・組み合わせの意味や効果を意識的に行うことは、クライアントの要望を的確に捉え、見る側である生活者への説得力も出てくる。ブランドイメージやインパクトを課題にしている人必見だ。
(画像はプレスリリースより)
パイ インターナショナルのプレスリリース(PRTIMES)
http://prtimes.jp/