世界100カ国以上20の言語で発売
世界中で1番の記録を、毎年1冊にまとめて出版しているギネスワールドレコーズは、9月8日、『ギネス世界記録(R) 2017』の日本語版を発売した。
同書籍は、1955年に英国ではじめて刊行されて以来、昨年までの累計発行数は1億3600万部。世界100カ国以上において20の言語に翻訳されており、9月8日、世界同時発売となる。
2017年版では、4000以上の新しいギネス世界記録が掲載され、内容もこれまでの8割以上をリニューアル。日本語版には、世界共通のページ以外にも、日本で達成された記録が90件以上掲載されている。
ギネス世界記録とは
ギネス世界記録に挑戦する場合は、公式ホームページで申請を受け付けており、ギネスワールドレコーズ公式認定員が世界中に赴いて世界記録の認定をおこなう仕組みとなっている。
ギネス世界記録発足のきっかけは、1951年にアイルランドのギネス醸造所最高経営責任者だったヒュー・ビーヴァー卿が問いかけた「ヨーロッパで最も速く飛ぶ狩猟鳥はどれか?」という質問から始まったという。現在データベースにある世界記録は、およそ4万件。
今では、世界各地でギネス世界記録の番組が放映されており、英語版のFacebookや公式サイトにはたくさんのファンが訪れている。「GWR Live!」 もヨーロッパ各地やドバイ、クェートなど世界各地で、また日本でも東京、名古屋、岐阜、金沢、福岡で開催されている。
日本発のギネス世界記録
新しく掲載された日本発のギネス世界記録としては、96歳200日で京都造形大学の陶芸コースを卒業し、世界最高齢での大学卒業を達成した平田繁実さん。ビーグル犬のプリンは、「犬と人間による1分間の最多縄跳び回数」「犬による1分間、最多前足ボールキャッチ」「バランスボールに乗った犬の最速10m歩行」の3つにおいて世界記録を認定されている。
さらに、バルセロナで3つの歴代最高得点を出した男子フィギュアスケートの羽生結弦選手。プロ野球における通算最多安打数で7つ目のギネス世界記録認定をうけたイチロー選手。「8000m級の山を制した最高齢の人物」「エベレストを制覇した最高齢の人物」としていずれもギネス世界記録に認定されている三浦雄一郎氏など、優れた記録も数多く残されている。
(画像はプレスリリースより)
Guinness World Records Japan株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000006802.htmlギネス世界記録公式ホームページ
http://www.guinnessworldrecords.jp/