ガンクル・エンジニアリングより受注
株式会社東芝は、タイのガンクル・エンジニアリングが千葉県君津市に建設予定のメガソーラー発電プラント「君津メガソーラー発電所」における建設工事を約90億円で受注したことを2016年8月5日に公表した。
ガンクル・エンジニアリングは1982年にタイで設立された会社で、送配電・変電機器の製造販売や、再生可能エネルギー発電事業、EPC等を行っている。
受注内容
今回の受注は、設計・調達・据付工事全てを実施するEPC契約であり、基本設計を含むエンジニアリング全般、主要機器の納入・プラントの建設を含めたプロジェクト全体である。
同社におけるグループ会社で開発し電力変換効率98.6%を実現した業界トップクラスのパワーコンディショナーや、低コストで発電量を確保できる高効率多結晶太陽電池モジュールを使用する。2018年度中の運転開始を予定しており、発電出力は約33.5MWである。
千葉県君津市における「君津メガソーラー発電所」は、ガンクル・エンジニアリングが特別目的会社を通じて出資する電気事業用のメガソーラーである。年間の推定発電電力量は、一般家庭約10,000世帯分もの年間使用電力量に相当する、約4,500万kWhだ。
株式会社東芝
大手電機メーカーの株式会社東芝は、電力用メガソーラーにおける豊富な実績を活かし、高効率な太陽電池モジュールやパワーコンディショナーを中心に産業用メガソーラーの実績拡大を目指していくという。
また、発電プラントの事業計画策定を支援する所から、システムを設計・構築し、長期的に安定稼働を支える運転保守に至るまで一貫して供給できる体制を構築することにより、国内外での幅広い事業におけるニーズに対応する。
株式会社東芝
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