認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワークは6月25日、「日本IDDMネットワーク サイエンスフォーラム2016 in 佐賀」を開催しました。この「サイエンスフォーラム」は毎年行われており、今年はおよそ150名の参加者、医療従事者、研究者が集いました。
「サイエンスフォーラム」は、同法人への寄付金が、そのような取り組みや研究に使われているのかを参加者に説明するためのものです。また同法人が掲げる「2025年までに1型糖尿病を根治する」という目標に対して進捗状況を披露する場でもあります。
「サイエンスカフェ」とは
「サイエンスフォーラム」が今年実施した新たな取り組みが「サイエンスカフェ」です。これは医療従事者や研究者、一般参加者の距離を近づけ、共に問題意識を持って考えようというものです。
多くの研究者が招かれ、最新の研究について講演しました。例えば大塚製薬工場の松本慎一氏は「バイオ人工膵島移植」について講演を行いました。
1型糖尿病は、発症年齢など患者ごとに状況が異なるものです。そうした患者・家族が安心して交流できるように、発症初期の患者・家族の交流会、高齢患者の交流会、成人発症患者の交流会などが設けられました。また患者家族によるプレゼンテーションも実施しました。
(画像はプレスリリースより)
日本IDDMネットワーク プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/