毎日の長時間デスクワークの積み重ねが招くリスク
長時間座ることで重大な健康リスクがあるということが過去数年間の調査結果でわかったとアメリカのスポーツジャーナルを通して、有名整形外科医が2017年7月に発表しました。
長時間座ることは危険
近年の仕事といえば体を動かすというよりもPCを利用したデスクワークが増加している傾向にあります。その為、多くの人にとって、毎日長時間デスクに座り黙々と仕事をしていることが当たり前となっています。
アメリカのビバリーヒルズの整形外科医であるメイヤー医師は、そんな日常に大きな健康リスクがあることを調査から明確となった証拠をもとに、呼びかけました。これはアメリカだけではなく、世界の人々の健康状態にも大きな影響を与える事実であると医師は言います。
具体的な健康リスクとは
座っていることがどのようなリスクを生むのかというと、まず運動する時間が昔と比べて圧倒的に減ったことにより、肥満を促すといわれています。
そして、それが結果的に血糖値の上昇、糖尿病、高血圧そして、大腸がんや肺がんを引き起こす原因ともなりかねるとというのがここで言われている健康リスクになります。
メイヤー医師によれば、日ごろ運動を日常的にしており、健康状態がとてもいい人であっても長時間座ることが日常茶飯事に行われていれば体に悪影響を与えると調査結果でわかっているようで、悪影響を与える目安は60時間~80時間/週といわれています。
予防するには
インディアナ大学の研究によると、30分毎に少しでも歩くまたはその1時間の内、30分は立って仕事をすることが血液の流れをよくする大きな効果をもたらすとうことです。
メイヤー医師の設立した「Orthopedic Sports and Regenerative Medicine」のモットーは“患者に運動するモチベーションを与える”ことであり、今回の発表を通して、より多くの人へ適切な知識を伝えていくことが重要だと述べています。
是非、日ごろからデスクワークで長時間座ることが多い人は30分毎に体を動かすことを意識して健康により気を使ってみてはいかがでしょうか。
(画像はイメージです)
アメリカ、時間のデスクワークに医師が警告
http://www.prweb.com.htm