生前贈与と死亡による相続を組み合わせた贈り物
T&D保険グループ傘下の太陽生命保険株式会社は千葉銀行で終身保険商品「まごころの贈り物」の販売を7月11日より開始すると発表した。
「まごころの贈り物」の正式名称は「無配当生存給付金付特別終身保険」。生存給付金の受取人に契約者本人以外の家族を指定することができ、「生前贈与(暦年贈与)」を可能にする。
この商品は生前贈与と死亡による相続の準備を組み合わせて、昨年より施行された相続税と贈与税の改正に伴った相続対策に対する関心の高まりに呼応している。
同社の発表によると生前給付金の受取人は契約者の配偶者、もしくは3親等以内の親族で、生存給付金支払期間中に被保険者が存命の間、毎年被保険者が生存給付金受取人を指定できる。
生前贈与を生存給付金で、贈与税申告書類の準備にも
被保険者以外の受取人を指定した場合贈与税の対象となるが、生命保険の仕組みを利用することにより、定額贈与には該当しないという。また、太陽生命が給付金振り込みを代行、贈与取引の証拠書類が自動的に残されていく仕組みになっている。
保険金払い込みの方法は一時払い、単位保険金額は10万円から300万円の10万円単位。終身保険倍率は5倍から20倍で選択できるという。
参考URL
太陽生命 リリース
https://www.taiyo-seimei.co.jp/