水戸に年43,420MWhの新発電所を開設
国内で500MW規模の太陽光発電事業を展開する独立系再生可能エネルギー事業者、日本再生可能エネルギー(以下、NRE)は、11月1日、シュナイダーエレクトリックと包括的な技術提携を結んだと発表した。NRE水戸太陽光発電所(茨城県水戸市)の商業運転開始に伴うものだ。
NRE水戸太陽光発電所は、同社が保有する発電所として最大規模となる。年間で、8,713世帯に供給可能な43,420MWhを発電。25,326トンのCO2削減と4,330万リットルの節水効果が期待される。発電所建設にあたっては、土木、電気の建設関連分野で250名の雇用を創出した実績もある。
発電所に独自のコンテナ型変電システムを導入
シュナイダーエレクトリックとの技術提携により、今後NREは17カ所の太陽光発電プロジェクト(うち10カ所は建設中)にコンテナ型変電システム「PV-BOX」を導入する。これは、太陽光発電に必要な変電機器を一つのコンテナに集約するもので、施設の開設期間の短縮、コスト削減、保守性の向上に寄与する。
さらに、シュナイダーエレクトリックはNREのオフィスに専門家20人を配置。すべての関連交流機器について、稼働率98%を保証する24時間体制の保守サービスを提供する。NREは、シュナイダーエレクトリック独自の監視、データ分析システムを利用し、各発電所に最適なパフォーマンス管理を行う。
(画像はプレスリリースより)
日本再生可能エネルギー
http://nipponenergy.co.jp/2016/11/01/1377/