誰もが健やかに生き生きと暮らせる地域づくり
大阪府泉大津市は河原町市営住宅の余剰地を介護老人福祉施設の建設に限定し、企画提案をした法人に売却する。価格だけではなく、企画提案での選考、プロポーザル方式を採用。泉大津市では周辺地区の高齢者同士、世代間を超えての交流を通して、誰もが健やかに生き生きと暮らせる地域のきずなづくりを目指す。
「泉大津市河原町市営住宅余剰地売却公募型プロポーザル実施要項」では提案をする必須条件として、入所50床、ショート10床全室個室のユニット型(1ニットの定員は10人以下)の介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の設置・運営を挙げている。
3つのコンセプト
医療・介護・予防・住まい及び生活支援サービスを常に提供できる地域づくりのための3つの構想に沿った企画提案を募集している。
まずは高齢者相互や多世代との交流を活発にし、地域の高齢者と共に健やかに生き生きと暮らせる工夫、見守りや買い物支援等の高齢者支援。次に介護老人福祉施設と地域医療機関(泉大津市立病院等)との連携。そして、垂直避難ができる施設であり、災害時の避難誘導等のマニュアルの整備、周辺地域の防災強化にもつながる対策、以上の3つがコンセプトである。
12月1日から12日まで募集、12月20日から2017年1月25日までに企画提案書を提出、契約は2月20日。
泉大津市 お知らせ
http://www.city.izumiotsu.lg.jp/