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2026年01月01日(木)
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下限に近いテストステロンレベルである男性に、高いうつ病発症率

下限に近いテストステロンレベルである男性に、高いうつ病発症率

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テストステロンが下がるとうつ病や肥満症に
マイケル・S. Irwig博士(ジョージ・ワシントン大学の内分泌部門、医療・アンドロロジーセンター、ディレクター、准教授)と研究チームの報告がある。

テストステロンレベルが下限付近(デシリットル当たり200から350ナノグラム)である、20~77歳の男性200人について調査研究を行った。うつとその他の諸症状との関連についての研究だ。

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男性の人口統計情報、病歴、薬の使用、および性腺機能低下症の徴候や症状を収集し、200人の男性の総テストステロンを再測定、検証。さらに健康アンケート9(PHQ-9)から、病歴や抑うつ症状などを調査し、うつ病を評価した。

その結果、PHQ-9において、10以上のスコアの研究被験者の56%が、重大な抑うつ症状、または、抗うつ薬使用の診断経歴を持っていることがわかった。

さらに抑うつ症状の人(民族的に多様なサンプル)のうち、15~22%が軽肥満と肥満であった。これは、一般の米国成人肥満率である5.6%と比較すると、著しく高い結果である。

肥満、うつに加え、意欲低下、性欲低下、勃起不全(ED)の諸症状
さらに分析すると、200人中、軽肥満(39%)、肥満(40%)であった人のうち、半数以上が、歩行以外の定期的な運動に従事しておらず運動不足であった。

報告された中で多かった症状は、勃起不全(78%)、性欲低下(69%)と意欲低下(52%)であった。

テストステロンレベルが低下する男性の数は、劇的に増加しており、下限付近である男性は、一般集団よりもうつ病や抑うつ症状の割合が高いことが、この研究で明らかとなっている。

また、うつ病による抑うつ症状の他、運動不足、肥満症状を非常に高い率で持っていたことから、臨床医は、このサンプル集団の臨床的特徴を認識し、うつ病や肥満などの併存疾患を管理する必要がある、と 主研究著者マイケル・S. Irwig博士は述べている。

この結果は、サンディエゴの内分泌学会の年次総会で発表された。


外部リンク

Psychcentral
http://psychcentral.com/

Sciencedaily
http://www.sciencedaily.com/

Endocrine Society
https://www.endocrine.org/
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