MCデータプラスで、ASP事業を強化
三菱商事は5月1日、建設業界向けクラウド型システムサービス事業の新会社「MCデータプラス」を設立すると発表した。インテック及びシグマクシスの2社から子会社への一部出資を受け入れ、7月1日付で共同事業体制をスタートさせる。
わが国の建設市場は、長期にわたる縮小傾向に苦しんできたが、2010年から上昇に転じ、建設投資額は現在40兆円台後半にまで回復した。今後も、2020年の東京オリンピック開催に向けたインフラ整備などの需要が期待される。
しかしながら建設業における施工・就労管理や現場管理の煩雑さ、技能者の待遇など、業界には様々な課題が残されている。これらの課題解決に貢献すると期待されているのが、インターネットを活用した建設ASP事業だ。
ビックデータの活用も含めたサービスの拡充を目指す
三菱商事は建設ASP事業を2000年に本格スタート。現在の顧客数は約2万8,000社、延べ3万か所以上の建設現場に導入されており、国内最大規模のクラウド型システムサービスに成長させた。
更に2005年から提供を開始した、労務管理業務向けクラウドサービス「グリーンサイト」の登録企業も約19万社にのぼり、ASP事業は順調に拡大している。
そこで、三菱商事はASP事業を子会社化して他社との共同事業を進めることで運営体制を強化し、建設業界が抱える課題を見据えたサービスの拡充など、ユーザー利便性を高めることとした。
昨今、注目が集まるビッグデータの活用においても、MCデータプラスのノウハウを活用し、新たな事業分野として推進する方針だ。
(画像は、三菱商事のホームページより)

三菱商事株式会社のプレスリリース
http://www.mitsubishicorp.com/jp/0000027301_file1.pdf